スーパーサイズ・ミー あらすじとネタバレ(HULU)

モーガン・スパーロックが監督・出演をつとめ、「朝昼晩の3食、30日間マクドナルド製品だけを食べ続けたらどうなるか?という実験を行ったドキュメンタリー作品。

 

「スーパーサイズミー」とは日本語に訳すと「僕を特大にしよう」ということだそうです。

 

スーパーサイズミー

体の変化をデータとして残すことと、健康のチェックを行なうために、心臓科医、胃腸科医、内科医の3人の医師と管理栄養士に協力をあおぎ、映像が収録されていきます。

 

そもそも、この実験を行おうと思ったきっかけというのが、2002年に数人が「肥満の原因はファストフード会社にある」とマクドナルドを提訴したことだったようです。

 

原告はNYの10代の少女2人で、ひとりは14歳で身長147センチ体重77キロ、もうひとりは19歳で身長168センチ体重122キロというかなりの巨漢。

 

「体に毒だと誰もが知ってる食品を売った」

 

というのがその言い分なわけですが、さすが訴訟の国アメリカですよね。日本では「食べる方も悪い」という考え方が勝ってしまいますから。

 

責任を相手になすりつけているようにも思えてしまう訴訟が、いろいろ行われているというのは、アメリカならではだと感じてしまいました。

 

ただ、監督は「自己責任と企業責任の境目はどこにある?」と作品中で疑問を投げかけていますし、作品内でインタビューを受ける人々も「訴訟をおこすなんて馬鹿げている」というスタンスでした。特殊な考え方の人が一部いることは否めない事実ですが、大半は「自己責任」だと考えているのかもしませんね。

 

そうは言っても、日本でも食品産地偽装などがことあるごとに発覚していることを思えば、食品業界の表に出てこない闇のようなものは確実に存在するのでしょう。

 

マクドナルド創業者、レイクロックは

 

「お客様を大切に。そうすれば商売は自然とうまくいく」

 

という言葉を残したそうですが、自分の目の届く範囲で商売がまわっているうちはこれも可能でしょうけど、ここまで巨大な企業になってしまうと、それも厳しくなるような気がしますね。

 

「お客様を大切にするより、従業員の雇用を守ろう」

 

みたいな感じになるのも、ある意味仕方ないような、そうでないような・・・。

 

先述した訴訟で、マクドナルド側は「健康に悪いのは常識だ」(「the dangers of its fare were well-known・・・」)、「加工された食品が未加工の食品よりも有害だというのは常識である」と言ったそうですが、それでも原告は肥満の原因がマックとは立証できなかったということで敗訴しています。

 

ただ、判事が

 

「同社の宣伝どおり毎日毎食製品を食べるのは著しく危険だと示せれば再提訴も可能だ」

 

という発言をおこなったことで、モーガン・スパーロック監督が自分を実験台にしてドキュメンタリーを作成しようと考えたようです。

 

この作品に影響されて、日本で同じ実験をしようと考える人がいたとしても、日本マクドナルドは米マクドナルドとは別法人なため、使用する素材や成分が異なるということは理解しておいてほしいと思います。

 

また、2004年のドキュメンタリーなので、当時と現在ではメニューがどのようになっているかとか、アメリカと日本の違いとかを比較しながら見ていくとなかなかおもしろい物がありますよ。

 

この撮影が行われた当時、マクドナルドは6大陸100カ国以上に3万店を展開していて、1日の客数は全世界で4600万人(スペインの総人口より多い)という巨大企業として君臨しています。

 

そんな巨人相手に、よく戦いを挑んだな〜というのが正直な感想で、もしマクドナルドだけの食事で健康被害に合わなくても、ヒットマンに狙われる可能性もあるんじゃないの?なんて思ってしまいました(笑)

 

スーパーサイズミー

 

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実験方法

 

実験ルールは下記の通り。

  • 店員に聞かれたらスーパーサイズにする
  • 食事はマックの製品だけ
  • 水もマックで売っているもの
  • 全メニューについて1度は食べる
  • 1日3食とること

この他に、

  • 米国人の60%は運動不足なので、運動量も多くの米国人にあわせる。
  • 米国人の平均の歩く距離万歩計で2000歩 1,6キロくらいで、会社勤めのひとは1日に2500〜3000歩くらいしか歩かないはず。なので、歩くのは1日5000歩以下にする。

この実験をスタートにあたって、3人の医師に協力してもらい健康管理とデータ計測をおこなっています。で、ひとりの医師がカルテに「1ヶ月のマクドナルド三昧」と書いたのには笑いましたね。

 

実験開始前に、それぞれの医師に計測したもらったときの血圧は、

  • 140の90
  • 130の105
  • 120の80

血圧は全く問題なし。

 

このほかの検査では・・・

  • 反射神経:問題なし
  • おなか:異常なし
  • ヘルニア・直腸・血液検査
  • コレステロール値168(200以下なのですばらしい)
  • 血糖値
  • 血中濃度は良好・鉄分も良い
  • 糖尿の気はない
  • 血糖値も低い
  • 血中塩分濃度・腎機能・肝機能=完璧
  • 中性脂肪値43:低くて良い

全体的に健康そのものということでした。

 

身体測定の結果
  • 身長188センチ
  • 体重84,1キロ
  • 体脂肪率11%
  • 膝と尻と腰の柔軟度38,70:良い
  • 筋肉テスト:体力は同年代の平均以上

BMI(体格指数)も標準の範囲内

 

医師の予測
  • 最悪のシナリオは中性脂肪とコレステロールの増加
  • 家族や自分に心臓病の気があれば心臓にくる
  • 中性脂肪は増える(今は87だが食事の影響がすぐ出る。でも、大きな変化はそれだけだろう)
  • 体は順応性が高いので、腎臓は余分な塩分を処理するし肝臓も余分な脂肪を代謝する
  • 体重は増える
  • コレステロール値もあがる

実験結果

 

3日目〜

 

胃腸の調子が悪い
ペニスの調子もおかしい

 

7日目〜

 

胸に圧迫感
気分がめいっている
食べてすぐまた食べたく成る

 

16日目〜

 

彼女いわく「セックスが弱くなっている。ペニスの立ちが悪い」

 

18日目〜

 

目玉のうしろがズキズキ

 

下記の栄養素が必要量の50%以下に

  • ビタミンE
  • チアミン
  • リボフラビン
  • ナイアシン

インスリン過剰
総コレステロール値:前回165 今回225

  • 肝臓が炎症をおこしている可能性
  • 尿酸値が上昇=高尿酸血症=痛風をおこす
  • 心臓結石も肝臓の状態も医師の予想よりはるかにひどい
  • 脂肪肝

医師から

 

「誰が見ても今の君は病気だ。このままいけば無気力に陥って体がだるくなる。」

 

と言われる。また

 

「医師として「すぐにやめなさい」と忠告する」
「肝臓が危険なので、痛みがアゴや腕にでるようなら命が危ない緊急事態。すぐに救急車を呼ぶこと」

 

という言葉もかけられる。

 

最終的な実験結果

 

1ヶ月で食べた量は栄養士が食べて良いとする量の8年分。

 

12キロの砂糖を摂取(1日450グラム)
5キロの脂肪

 

体重の測定変化は下記の通り

 

1回目:84,3キロ
2回目:88,5キロ
3回目:92,0キロ
4回目:91,6キロ
5回目:95,3キロ

  • コレステロール値65ポイント上昇
  • 脂肪肝になった
  • 体脂肪11%から18%に(男性の全米平均は22、女性は30)
  • 心臓病の危険は2倍に
  • 心不全の確率は2倍に
  • 気分は冴えず疲労感が有り情緒不安的に
  • 性生活はないにひとしかった
  • 食べるともっと欲しくなり食べない時は頭痛

マックアタックでもアルコールとおなじように肝臓の数値を悪化させることがわかったうえに、医師いわく

 

「マック食を続けたらおそらく冠動脈性心臓病にかかる」

 

ということでした。

 

モーガン・スパーロックを元の体調に戻すため、ヴィーガンシェフ(総菜食主義)の恋人であるアレクサンドラ・ジャミサンが解毒食を作り、肝機能は8週間で回復。
9キロの減量に5ヶ月かかり、残りの2キロに9ヶ月かかったとのことです。

 

体重を増やすのは簡単でも、落とすのは難しいと言われる通りの結果になっていますね。

 

ちなみに、成人男子の1日の必要カロリー摂取量は2500キロカロリーで、そのうち

  • 脂肪摂取量:80グラム
  • 飽和脂肪:25グラム以下

が適切だということです。

 

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