シカゴ あらすじとネタバレ(hulu)

トニー賞を受賞したボブ・フォッシーのミュージカルを、ロブ・マーシャル監督が映画化。さて、そのあらすじは・・・

1920年代のシカゴを舞台にした物語。

 

ショービジネス界に生きるヴェルマ・ケリー(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、妹のヴェルカと「ケリーシスターズ」というコンビを組んでいる。ところが自分の夫チャーリーとヴェルカが不倫している現場を目撃し、二人を殺し逮捕されてしまう。

 

ロキシー・ハート(レネー・ゼルウィガー)はショービズ界に憧れつつ、いまだ舞台にたてていない女性。そんなロキシーに「クラブのマネージャーを紹介するよ」と言い寄ってきたのがフレディ・ケイスリー(ドミニク・ウェスト)。それを信じて、夫であるエイムスの目を盗んでフレディと不倫関係を続ける。

 

いつになってもマネージャーを紹介してくれないフレディに業を煮やしたロキシーは、一体どうなっているのかと問い詰める。逆ギレしたフレディは「もともとマネージャーなど知らない。君と仲良くなるためにウソをついたんだ」と告白する。騙されていたことがわかり激怒したロキシーは、引き出しから銃を取り出しフレディを撃ち殺す。

 

クック郡刑務所に収監された彼女は、そこで憧れていたヴェルマと出会う。ふたりはなんとか罪を軽減してもらうために、名うての弁護士ビリー・フリン(リチャード・ギア)に弁護を依頼するのだが・・・というストーリー。第75回アカデミー賞・第60回ゴールデングローブ賞の作品賞を受賞。2003年ミラマックス作品。1時間53分。

 

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シカゴ

ボードウォークエンパイア」などを見ていても思ったことなんですが、1920年頃のシカゴっていうのは、かなり激しい街だったんですね〜。

 

なんというか、良く言えば「自由奔放・なんでもあり」、悪く言えば「無法地帯」。

 

司法も行政も一般市民までも腐敗しまくっているというか、「金でなんとでもなる」という風潮が蔓延していたようですね。マスコミもセンセーショナルな話題のみに興味があるようですし。

 

まぁ、ひとつの特徴を思いきりデフォルメして描いているんでしょうけど、そういうことを分かったうえで見ても、やっぱりぶっ飛んでいる街だと思います。

 

この作品はもともと有名なロングランミュージカルの映画化ということで、歌と踊りが全編に散りばめられて、好きな人にはたまらない仕上がりになっているのではないでしょうか?

 

実際のミュージカルを見た人からすると、ちょっと物足りないという意見もあるようなので、本格的なミュージカルファンというよりも、今までミュージカルを見たことがない人の入門編としても良いかもしれません。

 

個人的には「smash」でミュージカル作品の面白さに目覚めたので、かなり楽しめました。

 

タモリさんは全否定するでしょうけどね(笑)

 

出演女優

 

主演はロキシー・ハートを演じたレネー・ゼルウィガー。

 

レネー・ゼルウィガー

 

「ザ・エージェント」「ブリジット・ジョーンズの日記」など、女優魂を感じさせる演技を見せつけてくれる女優さんですが、当作品でもその演技力は抜群です。

 

ヴェルマ・ケリーを演じたキャサリン・ゼタ=ジョーンズや、刑務所の看守メイトロン”ママ”モートン役のクイーン・ラティファなどを向こうにまわして、存在感バリバリでした。

 

キュートでコケティッシュ、なのに計算高く上昇志向の女性を完璧に演じています。ま、実際にこんな女性がいたら、彼氏や夫はゲンナリでしょうけどね。

 

ここからネタバレ

 

不倫相手の家具のセールスマン、フレディを銃で撃って殺してしまったロキシーは、クック刑務所に収監される。

 

その刑務所では、「ママ」と呼ばれる女性看守が仕切っており、金さえ払えばさまざまな便宜をはかってくれるという、腐敗した刑務所だった。

 

現在、6人の殺人を犯した女囚がいるのだが、過去47年間で、クック刑務所があるイリノイ州では過去に女囚が絞首刑になったことはない。それは、敏腕弁護士のビリー・フリンの力も大きく影響している。

 

ショービズ界で脚光を浴びる夢を持つロキシーは、なんとしてもビリーに弁護を依頼し、無実を勝ち取って、その上で名前を売りショービズ界にデビューしたいと考える。

 

シカゴ

 

ビリーに弁護を依頼するには5000ドルが必要。ところが、それを用意できないロキシーの代わりに、離婚を決意したはずの夫エイムス(ジョン・C・ライリー)がなんとか2000ドルを工面する。

 

一度は金額が不足していると弁護を断ったビリーだが、何かを思いついたように弁護を引き受ける。そして、世間の注目を集めるためのストーリーを考えだすのだった。

 

会見で、一般の同情を得るために作り上げた人物像を見事に演じきったロキシーは、一躍時の人となる。

 

ファンレターやプレゼントなどが毎日送られてきて、有名だったヴェルマよりも注目を浴び、認知度もいっきに高まっていったのだ。

 

ところが、ある日、ハワイのパイナップル農園の富豪の娘であるキティー・バクスター(ルーシー・リュー)が、夫と愛人2人の合計3人を射殺して逮捕されたことで、マスコミはキティーを追いかけ始める。

 

ビリーも「こちらのほうが金になる」と考え、キティーの弁護に本腰を入れようとするのだが、危機感を感じたロキシーは妊娠しているふりをして、再び注目を取り戻すのだった。

 

ビリーしかしながら、の提案する「妊婦としての新しい演出」が気に入らないロキシーは、彼をクビにしてしまう。そのタイミングで、イリノイ州で初めて女囚の死刑が執行された。

 

不安を感じたロキシーは、再びビリーを雇い入れ、彼の演出を全面的に受け入れる。

 

そして裁判の日、なんとしてもロキシーを絞首刑にしたいマーティン・ハリソン検事補(コルム・フィオール)を打ち負かし、見事無罪を勝ち取る。

 

新聞の一面を飾ったロキシーだったが、別の女性による殺人事件が起こり、マスコミと世間の注目はそちらに流れていってしまう。

 

ショービズ界へのデビューを夢見るロキシーは、オーディションを受けるが審査員たちに相手にされず、完全に過去の人となってしまう。

 

そこに現れたのが、再び復活を狙うヴェルマだった。彼女はある計画をロキシーに打ち明け、ショービズ界で注目をあびるための作戦を実行する。

 

 

殺人を犯しながら、無罪放免となって脚光をあびる女性・・・。本人たちの感覚もちょっとおかしいですが、それをもてはやすマスコミや世間もかなりおかしいですね。

 

映画の中の世界なので、あくまでフィクションという捉え方をして見ていますが、現実では考えられない内容なのは確かです。

 

でも、それが面白いわけで、はちゃめちゃな1920年代のシカゴの街を思う存分楽しんでください。

 

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